贅沢な時間(前編)

こんばんは!スタッフ~の渡部です!

突然ですがみなさん、最近『映画』なにか見ましたか?

映画って約2時間、テレビ(もしくはスクリーン)の前で時間を消費しますよね。

またTV番組と違ってCMもありませんし、途中見ないとストーリーが分からなくなります。

映画を観るときは、映画のために2時間しっかり時間を取らないといけない。

これって、日常生活の中ではなかなか『贅沢な時間』のように思います。

かく言う私も、映画はここ最近見ていません。

たまにふと『良い映画が観たいな~』と思うのですが、『どの映画が面白いのか』映画選びに迷うことも多々・・・

そんなとき、映画の好みが合う人と、面白かった映画情報を交換できたらいいなぁ~と思います。

そこで、(好みが合うかどうかは別として)
今回は私が『もう一度観たい』と思ったオススメ映画を紹介させて頂きますm(_ _)m

※ちなみに私は『邦画』を好んで観ますので、今回は邦画限定でのリストアップです。

【GO】2001年
主演 窪塚洋介
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朝鮮学校へ通う在日2世の主人公・杉原が、
日本と韓国(朝鮮)のアイデンティティの狭間で葛藤しながらも未来へ生きようとする物語。

劇中のシェイクスピアの言葉が印象的です。

“名前って何?
バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま”

人は本当は自由なはずなのに、誰しもが生まれた環境や血縁、名前やレッテルなど
自身では選べない外的な“何か”に束縛されて生きています。

『GO』は在日問題を問いかけると同時に、
まさに『生きることは闘い』であること、そしてその尊さを訴えている名作です。

泣ける映画ではありませんが、
見るたびに違うことを考えさせられる映画だと思います。


【そして父になる】2013年
主演 福山雅治
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エリート建築家の野々宮(父親)と、
出生時に病院の過失により取り違えられた血のつながっていない息子・良多(6才)の物語。

野々宮(福山雅治)は『血がつながっていない』ことで良多を拒絶し、
別の家庭で育てられた血のつながっている子供と交換をする。

しかし、血がつながっていなかろうが、良多にとっての父親は『野々宮』しかいない。
そんな息子の、父親への無垢な愛情に心打たれる作品です。

劇中、福山雅治が、いかに自分が息子に愛されていたか気づくシーンがあるのですが、
かなり泣けます!

また、泣いている福山に妻役の尾野真千子が言う、『ご飯食べよっか』という台詞も心にしみます。

『結婚したいなぁ~息子が欲しいなぁ~』と思わせてくれる映画です。


【ジョゼと虎と魚たち】2003年
主演 妻夫木聡
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主人公の恒夫(妻夫木聡)とジョゼという愛称の女の子(池脇千鶴)の恋愛物語。
※ちなみにジョゼは足に障害があり、歩けない

ひょんなことから出会った二人は恋に落ち、一緒に生活を始める。

が、次第にジョゼの障害が重荷になる恒夫。

それを察してか
「いつかあんたがいなくなったら、独りぼっちの貝殻のように転がり続けるんだろう。」
と恒夫に言うジョゼ。

そのうち恒夫が逃げ出してしまい2人は別れる。

別れた後、妻夫木聡が歩道を歩きながら思わず泣き崩れ嗚咽してしまうシーンがあるのですが、
個人的に心にぐっとくる名演技だと思います。

あの演技の中に『申し訳なさ』『悔しさ』『情けなさ』『寂しさ』など
男の失恋のすべてが詰まっているように感じます。

そう、
男の愛情は『責任感』なんです!

あの嗚咽の演技を見せるための映画と言っても過言ではないかなと思いました。


などなど、他にも紹介したい作品はありますが、続きはまた次回!

12月は忘年会、クリスマス、年末と『師も走る』忙しいシーズンですが、

少し時間を取って、良い映画を1本観る『贅沢な時間』を過ごしてみてはいかがでしょうか?